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知のスイッチ(その6) [つぶやき]

前回の記事の続きです。
前回の記事はこちら

前回までご紹介した1章「人はよき宇宙人になれるだろうか」では、世界の認識の仕方には色々な形があり、人それぞれに違う考え方や感じ方があることを理解しなければいけない、という結論でした。

これは、現代ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルが提唱する「新実在論」という考え方とも通じるところがあるように思います。

「存在するということを、ある文脈の中に現れることだと考えてみましょう。テーブルが存在するのは部屋という文脈においてです。数字の七が存在するのは、自然数といった数字の文脈においてです。正義が存在するのは法という文脈においてです。」(P112)

「一元論がうまくいかないことをわたしたちはもう知っています。わたしが提唱しているのは、根本的な多元性であり複数性です。すべては何らかの文脈のなかに存在しています。」(P115)

「具体的にはこういうことです。人間はそれぞれ、事物を異なって見るために、常に異なる意見を表明しています。これは、それぞれの人の空間的な位置や個性によるものです。誰もが異なる心の歴史をもっています。あらゆる心の歴史をひとつに統合するようなア・プリオリなルールブックなどありません。」(P221)
『全体主義の克服 「時代の病理」を希望に変える!』
(マルクス・ガブリエル、中島隆博著、集英社新書)
全体主義の克服.jpg

(注)「ア・プリオリ」というのは「根源的な原理とか法則とか、認識の仕組み」みたいな意味(かな?)。

固定的な観念や考え方にとらわれてしまうと、なかなか多様性を尊重する考え方ができないですよね。
だから「いろんな見方や考え方があるんだよ」ということを常に忘れないようにすることは、とても重要になってきます。

さて、最初から脱線してしまいましたが、次の章はどんな展開になるのでしょうか。
またじっくり読んでいきましょう。

ところであなたのそばに、なにもかもが完璧で、欠点も弱点もまったく見当たらないような人がいたら、どう思いますか?
ちょっと近づきにくいですよね。
弱みや欠点があるからこそ、そこに人間らしいユーモアが生まれたり、手を差しのべて助けたくなったり、共感できたりするのではないでしょうか。

これは実は、人間だけじゃなくてロボットにも言えるのかもしれない。
第2章は、そういう発想から「弱いロボット」の開発に取り組むというお話。

システム工学博士の筆者(塩瀬隆之氏)は、国際電気通信基礎技術研究所というところで、面白い研究プロジェクトに参加していました。
「がっしりとした筐体に安定した移動、正しい文法、正確な発音で、まるで流麗な弁士の言葉を再現したような会話システムこそが一般的なロボット研究の目標となっていた時代、岡田プロジェクトはまったくの逆張り、『ひとりでは何もできないロボット』というコンセプトを研究の主軸に据えていた。」
(P40)

『知のスイッチ 「障害」からはじまるリベラルアーツ』
(嶺重慎、広瀬浩二郎、村田淳 編著、岩波書店)
より「2章 弱いロボットとテクノロジーの受容」(塩瀬隆之 著)

このプロジェクトが実際に開発するロボットは

「ゆらゆらと予測不能な動作にたどたどしい発話、自立どころかむしろ思わず手を差しのべてしまうような頼りなさそうな動作を設計原理の基本としていた。」(P41)

こうして生まれたロボットのひとつが「ゴミ箱ロボット」です。

「ゴミ拾いが役割のゴミ箱ロボットなのに自らはロボットアームを備えずにゴミが拾えないという、一見すると致命的とも言える、何とも頼りない奇妙な仕掛けが施されている」(P42)

ごみ箱ロボットなのにゴミが拾えない?
それじゃあ、ゴミ箱をロボットにする意味ないし。

でも、ちょっと待ってください。

「しかしこのロボットがすごいのは、むしろ周りの子どもたちの手助けを引き出しながら、結果としてはゴミを一緒に拾い集めてしまうという他力本願なロボットとして開発されたことだ。」(P42)

自分ではゴミを拾えないけれど、子どもたちにゴミを拾わせる?

実は、わざとアームをなくしてゴミが拾えなかったり、たどたどしい動作をするようにしているのは、そのことで、子供たちの「手伝ってあげよう」という優しい気持ちを引き出し、コミュニケーションを生むための仕掛け、ということなんですね。

「集団の中でのコミュニケーションを前提とした社会性ロボット研究の成果の一つである。」(P41)

「社会性ロボット」って、まあなんて面白い発想なんでしょうか。

そう、これはまさに、最初にお話した「多様性」の話ともつながりますよね。
ある方向からは「弱点」に見えていても、別の発想をするとそれが「強み」に変わることがある。

この続きは、また次回。

by MI

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12月12日(土)の朝食 [メニュー紹介]

12月12日(土)の朝食を検食しました。

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 ごはん
 みそ汁
 ボイルウィンナー、ブロッコリー、カリフラワー
 青菜とエノキ茸のおひたし
 ふりかけ

ボイルウィンナーと、おひたしです。
20201212_asa2.jpg 20201212_asa3.jpg
ウィンナーの付け合わせのブロッコリーとカリフラワーに、
マヨネーズのデコレーション。かわいいですね!

この日のおみそ汁の具は、レンコンとワカメでした。
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レンコンのおみそ汁は、センターでは時々出るのですが、
その他では出会ったことがありません。
珍しいのでしょうか?
ほっこりしていて、アリだと思うのですが。

by くろうーろん

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12月11日(金)の夕食 [メニュー紹介]

12月11日(金)の夕食を検食しました。

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 三色丼
 タラ塩汁
 大根のレモン漬け
 フルーツ缶(パイナップル)

三色丼と、タラ汁です。
20201211_yuu2.jpg 20201211_yuu3.jpg
カラフル!
どちらもおいしかったです。

大根のレモン漬け。さっぱりして、とてもおいしかったです。
20201211_yuu4.jpg
こういうものをおいしいと感じられるなんて、
大人になったなあ…と我ながら。

フルーツはパイン。
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もりもり食べた後の、ちょっとホッとする甘酸っぱさ。
今日の献立も、すごくバランスが良くて、
最後まで楽しめました。

by くろうーろん

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今年もよろしくお願いします。 [つぶやき]

令和3年がスタートしました。
年末年始の函館は、寒波の影響で結構な積雪となりました。

IMG_0611[1].jpg

授業は本日まで冬季休業で、明日6日(水)から再開します。

ゆっくり更新ですが、今年も当ブログをよろしくお願いします。

by ブログ係一同

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タグ:授業 再開

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いろいろあった、無かった年 [つぶやき]

今年もお世話になりました。
本日、仕事おさめです。

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(中庭の『生棒』;安田侃氏作)

当ブログは、2012年(平成24年)6月の開始から8年半を超え、
ペースダウンしながらも、記事数は、つい先日「2千件」を超えました。
これも読者の皆様のお蔭と、心よりお礼申し上げます。

思えば、いろいろなことがあった、そして無かった令和2年でした。

新型コロナウイルスの影響で、新たに始まったのは、感染症対策です。
在宅勤務、時差出勤、消毒作業、三密の回避、通気・換気などなど…。
授業の中断も、遠隔授業のシミュレーションも、初めてのことでした。

無かったのは、例年の出張や行事、ほとんどすべてです。
地域の方々とのつながりを大切にしている当センターとしては、
これはかなり大きかったように思います。

ただ、ポジティブに考えれば、遠隔地での研修や会議には、
オンラインではありますが、例年よりも多く参加できたかもしれません。
(開催地によっては、北海道からの旅費や宿泊費が大変で、
 あきらめなければならない事があるからです。)
この点は、ありがたいことでした。

そんなこんなの、2020年。

静かに次への準備をしていた年…、
より高く跳ぶためにより深くかがみこんでいた年…
ではなかったでしょうか。

年が改まりましても、どうぞ引き続き、
当ブログにおつき合いのほど、よろしくお願い致します。

by ブログ係一同

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メリークリスマス♪ [つぶやき]

クリスマスファンタジー.jpg
(クリスマスファンタジーでのツリー)

皆さん、こんにちは。

今日はクリスマスですね。
北海道は、一面真っ白のホワイトクリスマス。

北海道では当たり前の光景で、
以前、勤めていた所ではそこまで雪が降ることもなかったので、
私はなんだかウキウキします。

とはいえ、雪が降ると、転倒や交通事故などが増えます。
どうか、皆さんお気をつけて。


by ナミナミ

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11月23日(月)の朝食 [メニュー紹介]

11月23日(月)(勤労感謝の日)の朝食を検食しました。

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 ごはん
 みそ汁
 焼き魚(サバ)
 ナスとさつま揚の油炒め
 味付のり

茄子とさつま揚げです。
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これおいしかったですー!

おみそ汁の具は、大根と麩でした。
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大根が写っていませんが。
すみません。

写っていないといえば、サバの写真が無いですよねー。
ちゃんと撮ったのですが。
ワタクシ、サバは好きなのですが、皮の青白シマシマ模様がどうにも苦手で。
写真の編集をしながら「何か…これは駄目だ…」と思い、編集できませんでした。
お魚の皮がお好きな方には、申し訳ありません。

by くろうーろん

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雪がボンボン [つぶやき]

雪といえば「コンコン」とか「しんしん」だと思いますが、
このところの函館は、ゴンゴン、ボンボンという感じです。

柵につもった雪が、綿帽子のよう。
20201216_yuki.jpg
普通なら、寒くて見ている余裕もないのですが、
この時はふと立ち止まり、
「以前は、クリスマス頃までは、降っても融けて…で、
 根雪(積もりっぱなしで溶けない状態の雪)になるのは、
 その後なのに…今回はもう結構、積もってるなあー、ボンボン?ボコボコ?」
なんて、じっと見てしまいました。
あまつさえ写真まで撮っていたわけですが。

今思えば、行き交う人たちに、変な人だと思われていたのでは。
今になって寒い。

by くろうーろん

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タグ: 函館

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冬季の臨床実習の一時中断と再開について [告知]

臨床実習についてのお知らせです。

12月17日(木)から、冬季休業に伴い、臨床実習を中断します。
受付と実習の再開は、「令和3年1月6日(水)から」です。

その後、平常通り、
・予約受付時間
 月~金 9:00~12:00、13:00~14:30
 (直通電話:0138の59の2000)
となります。

なお、新型コロナウイルス感染症に関する状況によっては、
予告なく上記の予定を変更する場合があります。
何卒ご了承ください。

by 臨床実習係

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タグ:臨床実習

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11月22日(日)の夕食 [メニュー紹介]

11月22日(日)の夕食を検食しました。

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 ごはん
 白菜のコンソメスープ
 チキンピカタ、サニーレタス、トマト
 南瓜(カボチャ)とツナのサラダ
 白花豆

チキンピカタです。
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この日のピカタは卵液たっぷり。
卵焼きの中にじんわりジューシーな鶏肉、という感じ。

白菜スープと、白花豆です。
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白花豆は知らなかったです。
過去に食べていても、ただ「煮豆」とだけ思っていたのかも。
見た目、大福豆かな?と思いましたが、違うんですね。

調べてみたら、明治時代に札幌農学校で食用として栽培され始めたようです。
大きさと白さのイメージから、「豆の女王」とも呼ばれるのだとか。
北海道ゆかりだったのに、知らなくてごめんなさい!

by くろうーろん

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