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点字の改訂(2) [点字]

「点字表記法2018年版」について、続きです。
前の記事はこちら

2001年版と2018年版は、何が違うのか?
ということを中心に見ていきます。

ではまず、点字表記法の2001年版と2018年版の、
「もくじ」を比べてみましょう。
2019-07-01T15:44:43.jpg
(左側は2001年版、右側が今回の2018年版です。
 右側が、ややフォントが大きめのようです。これも一つの違いですね。)

なお、以下は、中身ではなく、あくまでも「もくじ」の見比べです。
ザックリですから、論文などに引用なさいませんよう…。
また、記載順はもくじの順番です。重要度順ではありません。

1.2001のもくじにあって、2018のもくじにないもの
(1)発音記号
(2)校正符号
(3)「イを添えるエ列の長音」
(4)「連呼」と「連濁」
(5)外来語の細かい区分(国語化の程度の違いなど)
(6)数字の「千」「百」等の書き方
(7)アルファベットで始まる単位
(8)音韻変化のある形式名詞
(9)複合動詞「する」について
(10)出納簿
(11)欄外見出し
(12)ルビの扱いなど(点訳時の配慮)
(13)情報処理用点字について
その他

2.2001のもくじになくて、2018のもくじにあるもの
(1)別の形式の点字との切り替え
(2)「小文字符」
(3)漢字や仮名で書き表された単位
(4)スラッシュ
(5)アットマーク
(6)英語の教科書、試験問題
(7)ホームページとEメールのアドレス(詳細)
その他

私が見た限りでは、ざっとこんなところでしょうか。
(まだありそうなので「その他」と書きました。)

なお、上にも書きましたが、
これは、あくまでも「もくじに書かれている事」の見比べであって、
もくじに書かれていないからといって、そのルールが無くなったわけではありません。
言い方が変わっていたり、他のカテゴリに吸収されたものもあるようです。

今回の、私が気づいた最も大きな変更は、
「情報処理用点字表記」
が独立したことです。

情報処理用点字表記は、そもそも、2001年版が出た際に、
「これからの時代、必要だから」
と、加えられた項目でした。
2001年といえば、インターネット発展初期でしょうか。
もう、1冊の本の中の1コーナーでは、収まりきらなくなったのかも。
時の流れを感じますね。

次回から、中身を見ていくことにしましょう。

by くろうーろん

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タグ:点字